9月12日にappleからiPhone5が発表され、9月21日にはソフトバンクとauから発売される。すでに予約した方も多いだろう。僕も即、予約しようと思ったのだが、少し様子を見ることに決めた。というのも、iPhone対応カーナビなど現行カーAV機器との連携が不明確だからだ。
Lightningコネクタ |
ただ30ピンが8ピンになったということは、伝送する信号が減ったということ。Lightningコネクタは完全デジタル化し、30ピンDockコネクタではアナログでも出ていた音声&映像信号が無くなったのだ。コネクタの形状は異なるが、LightningコネクタはUSBと同じようなものと思えばいいと思う。
という事は、アナログ音声入力しか対応していないカーナビでは、そのままではiPhone5の音楽が聴けないということでしょうね。またYouTubeなどアナログ出しの映像も、そのままではカーナビの画面では見られないと思われる。
Lightning-30ピンDockの 変換アダプターは2,800円 |
いずれにせよ、まだ実機を触ったわけではなく、iPod/iPhone対応カーナビと接続してみたわけでもないので確実な事は言えないが、このようにカーAV機器との連携で不確定な要素がある以上、それを確認するまで待とうと決めた次第。このあたりはカーナビ・メーカーへの確認、および実機での検証ができしだい、順次報告するつもりだ。
発売日にいち早くiPhone5を手に入れたい人は、下取りプログラムを利用せず、ひとまずは手持ちのiPhone4/4sを持っていたほうが無難かも。iPhone5の動作確認ができて不要になったとき、ヤフオク等で売る手もありますから。なお新しいiPod touchやiPod nanoも同じくLightningコネクタを採用しているので、車載機との連携で使用したい人は、もう少し状況がわかるまで待ちがいいと思う。