モノラルアンプで、1台120万円(税別)!ステレオ再生には最低でも2台必要だから、消費税が上がる4月前に手に入れたとしても、250万円は超える。ホームオーディオならざらにある値段だが、1台で軽自動車、2台ならプリウスあたりも視野に入る金額である。かつてプレシジョンパワーにF1(たしか250万円だったと思う)というパワーアンプがあったが、歴代でも最高額クラスのパワーアンプである。
オーディオウェーブCR-200Xは4Ω時200W×1のモノラルアンプ |
このように配線は裏から。 |
ということを考えると、1台のクルマで通勤から買い物、家族旅行など、すべてのことをまかなう庶民には、残念ながらほとんど無理。クルマが重くなると、ハンドリングが悪化するから運転そのものが好きな人には厳しいし、燃費にも大きく影響するしね。この音で、もっと軽量&コンパクトなら文句なしなのだが…。という意味では、古き良きオールドスタイルのカーオーディオという印象。10年ほど前なら、手放しで絶賛していただろうけど、クルマ自体がハイブリッド→電気自動車へと移行しつつある今、ちょっと考えさせられるものがあります。
けっきょく、お金が有り余っていて、クルマを何台も所有していて、そのなかに音楽を聴くためのクルマもある人向け、またはコンペティション用ということですかね。いずれにせよ、富裕層向けであることには、間違いありません。ただし、音は抜群にいい。それは強調しておきます。宝くじが当たったら、僕も間違いなく買うでしょう(笑)
さて、このパワーアンプを含む多数の製品がエントリーしたオートサウンドWebグランプリ2013は、遅くとも2月28日までには公開予定とのこと。興味がある方は、Auto Sund Webをチェックしてみてください。
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