ソニーからユニークなデジタルメディア・レシーバーが出ています

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CES2012から帰ってきたエムズラインから、写真を頂きました。その中から、気になる製品を紹介します。



日本ではカーオーディオから撤退して、しばらく経つソニーですがアメリカ市場では健在。ユニークな製品を出しています。
ソニーのデジタルメディア・プレーヤー、DSX-S310BTX。下のマイクはBluetoothのハンズフリー用
シースルーモデルの中にはiPhoneが!
DSX-S310BTX。一見、どこにでもあるデジタルメディア・レシーバーですが、真上からのシースルー写真を見てください。なんと中にiPhoneが! フリップダウン式のフロントフェイスを下げて中のトレイを引き出し、iPood/iPhoneを配線してトレイを押し込みフェイスを上げればセット完了。iPod/iPhoneを1DINスペースの中に収納できるのがいいですね。もちろん、よくあるUSB装備のレシーバー同様、選曲等の操作はフロントフェイスのボタンでできますし、ディスプレイに曲名等も表示できます。ソニーの製品ですから当然、iPod/iPhoneだけではなくウォークマンも接続可能。どうやら、このタイプのレシーバーは、今年の新製品ではなく、以前からあったみたいですね。この型番はS310ですが、おそらくS310の前期モデルであろうS300というモデルも存在しますから。
このトレイにiPhoneをセットし配線して収納
で、S310で新しく追加された機能がインターネットラジオのPANDORA対応。iPhoneならDockコネクタで接続して、S310内にiPhoneを収納したままPANDORAの音楽が聴けますし、AndroidやBlackberryのスマートフォンでもBluetooth経由で聴けるようです。まぁ逆輸入して日本で使おうと思っても、日本ではPANDORAが聴けませんけど。アメリカでも、周りに家がない砂漠の中の道を走行中に、インターネットラジオを聞き続けていられるんですかね。ちょっと不安。でも、今年のCESではPANDORA対応のヘッドユニットやナビが、他社からも出ていたので、いよいよ車内でインターネットラジオが楽しめる時代が本格化しそうです。

USBはデュアルで装備。これも、今年登場したカロッツェリアのメインユニットやケンウッドのナビの一部が採用していましたね。ひとつはiPod/iPhoneなどをつないだまま、本体内に収納。もうひとつのUSBはフロントフェイスにあり、USBメモリーに保存したMP3/AAC/WMAの音楽ファイルが楽しめます。日本でも販売すれば、売れると思うんですけどね、これ。ま、ディスプレイの日本語表示とかFMチューナーの変更とか、日本仕様への変更が必要ですけど。


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